June 22, 2005

●バンド時代・4

今度はミュージシャン側ではなく、その裏側で支えてくれているスタッフのお仕事の
内容をご紹介しましょうかね。

一般的な500~600人クラスの会場でのコンサートの準備についてです。
通常は丸一日の会場貸切となり、AM10:00頃にはスタッフも会場入りし、機材の
搬入から始まります。最初のお仕事は照明の設置から。会場にあるものだけでは
足らないので、ステージ上部にある照明バトンを下に降ろして取付しますので
その間はステージ上での作業はありません。照明の取付が終わるとバトンを上げて
照明の角度を調整していきます。この頃からステージ上の装飾とセッティングに
取り掛かります。これでお昼頃まで掛かるかな?
ステージ上以外では、会場入り口近辺でのポスター貼りやパンフ類等の販売の
セッティングが始まります。こういったものの収入って、殆どがスタッフの経費等になるので
売れないと収支が大変になるんですよ。結構重要なんです。(笑)
楽屋では衣装のセットやケータリングの用意がされます。アーティストによっていろいろですが
「部屋の室温は25℃!」とか「ミネラルはエビアンじゃないとダメ!」とか、
「ポテチはコンソメ!」など(爆)、要求はいろいろです。
ステージ衣装も、長期のツアーになるとクリーニングに出す時間も無いので、はっきりいって
汗くさいです。(^^ゞ 無理やりコロンで誤魔化してるって感じですね。(笑)

コンサートの運営スタッフですが、基本的には同じ人間がツアーの最初から最後まで
同行します。その人数は規模によりますが、少なくても100名前後。その移動や宿泊にも
多くの費用が掛かりますので、最近のチケット代が1万円近くになってしまうのも
無理はありませんね。
現地側でバイトクンを頼む事も多いですが、仕事の内容は機材の運搬と警備が殆ど。
しかもそのお金は安いです(苦笑)。一日働いて5~6千円になるかどうか、かな?(^^ゞ

ステージの装飾が済むと、今度は楽器・機材のセッティングです。
これはミュージシャン専属のローディーが作業しますので、皆さん慣れた手付きで
さっさと準備をしていきます。一番掛かるのは音響のセッティングとチューニングなんです。
会場によって音の伸びは様々なので、ステージ上のみならず観客席まで降りていって
音のチェックをしなければなりません。それと観客の声援があるのと無いのでは
またセットが違ってくるので、コンサートのオープニングで調整が必要になります。この辺は
PAの腕次第ですね、上手い人だと開始早々1分くらいでピタリとセットしますが
下手なヤツだと・・・、なのでコンサートスタッフの中でもPAは重要な役割ですね。

ミュージシャン達は大体15時くらいに会場入りします。その後簡単に衣装合わせや
ステージ上のチェック、音合わせ~リハーサルに入ります。リハーサルの頃には
スタッフのお仕事も落ち着きますので、休憩がてらリハーサルの様子を見てたりします。
いわゆる「追っかけ」のファンの子って、この会場入りの時間から会場の裏口で待機してるので
ハッキリ言って邪魔なんですよね。ミュージシャンを逃がすのに一苦労するのよ。。。(^^; 

コンサートに使用する機材は殆ど10t車などで運び、ツアーの規模によって2,3台は
使います。前夜のコンサート会場から夜間移動する事が多いので、夜中に高速や
一般道でよく見かける事が多いと思います。トラックの横には派手に「・・・tour 2005」等の
文字が書かれていますからね。トラックの中身は機材や照明、衣装が殆どですが、
紅白に出場されている、毎回派手な衣装で有名な小○幸○さん等は、衣装のトラックだけで
機材車が5台程度になるとかならないとか。。。何着持ってくるんでしょね?(^^ゞ

17時頃には殆どのセッティングも終わり、微調整をしていきながらミュージシャンの準備に
入っていきます。リハから会場オープン間際がゆっくり出来る時間帯なんですね。
勿論その後は怒涛の如く忙しさは増すわけですがね。(笑)

次回は、開場間際のバタバタ騒動とミュージシャンの挙動不審な行動(笑)、コンサート終了後の
話題についてお話しますね。

投稿者:Ino、投稿時刻:June 22, 2005 7:08 AM
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