April 27, 2005

●耐震補強工事

私の会社の仕事は、建築鉄骨工事が中心なのですが、
最近特に増えてきているのが、RC造を中心とする「耐震補強工事」です。
首都圏では以前からかなりの規模で行われてきていましたが、
宮城県でも、以前発生した宮城県沖地震からおよそ30年近く経過しており
近年中にもまた大規模な地震が再発するのではないかと言われております。
ここ数年で、年に10件程度の発注が宮城県や仙台市からされております。

この景気の最中では、建物を新築するほどの予算もなく、そこで
このような耐震補強工事が多くなってきております。
学校の校舎、体育館が中心ですが、警察署庁舎や最近では民間のビルでも
施工することが多くなってきました。学校等は震災などがあった時は避難所として
利用される事が多いことから、公共建築物での施工が多いようです。
工事の内容は、窓等の開口部に、いわゆる「筋交い」を設けて補強するものが殆どです。

宮城県では平成20年度までに、耐震審査で問題のあった建築物についての
耐震補強工事を終わらせる予定になっており、今年度はかなりの物件の発注が
されております。しかし役所の設定する最低入札価格に引っ掛かり施工出来ない
現場も多数出ていると聞いております。
これが原因で工事が遅延し、その間にもし何らかの震災が発生したら
各業者はどうするつもりなのでしょうか。。。工事の受注競争も、過度にいき過ぎると
とんでもない事態にならないとも限らないのです。。。

CIMG0052.JPG
写真は多賀城市内に施工した、東北管区警察学校の校舎です。
このように建物の外側に取り付けるのは珍しいケースなんですけどね。

投稿者:Ino、投稿時刻:April 27, 2005 3:06 PM
トラックバックURL

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.gtroc.com/mt2/mt-tb.cgi/791

コメント
コメントしてください




保存しますか?

(書式を変更するような一部のHTMLタグを使うことができます)