2005年12月28日

●日本のボディにベンツのエンジン

GTR0CのフォーラムにベンツのV12エンジンを載せた1000psのR34についての投稿がありました.いろいろな考え方がありますがここではそれについてを言及するのが本題ではないのであくまでも国産のボディにベンツのV12エンジンということで・・・カテゴリー分類はこのマクラのところだけで分類したんで本文とはかけ離れてます(汗)

皆さんは何を思いつかれますか?え,そんな車はないって?
そうです.車の話じゃなくって飛行機の話ですから.
昭和40年代に小学生だった方々(私もそうですが)・・あの当時わりと第2次大戦中の兵器がブームではありませんでしたか?
旧日本軍の戦闘機はそのスペックを空で言えたり,ソビエトのT-34とドイツのタイガー戦車はどっちが強いかと友達とけんかしたり・・・テレビでもアニメンタリー決断と言う番組が放映されていました.最近知ったのですが原作は児島襄,竜の子プロ作品と言うなかなか気合いの入った作品でした.

前振りが長くなりましたが,私が思い出したのは旧日本陸軍三式戦闘機,川崎キー61『飛燕』と,旧日本海軍艦上攻撃機,空技廠D4Y『彗星』の二つです.どちらかが立川飛行機(プリンス自動車の前身)製なら話はもっと面白いのですが,残念ながら立川飛行機は中島(現スバル)や三菱に比べるとマイナーで(今となっては信じられませんが)自社生産は練習機のみと言う会社です.しかし,キー94と言うとんでもない試作機をつくっていたりもします.これって何となくRを彷彿とさせるところが・・・
で,飛燕と彗星ですが初期型はともに水冷で,メッサーシュミットと同じ倒立V12エンジンを搭載していました.当然エンジンはライセンス生産でダイムラーベンツのDB601を搭載していました.ここでやっとタイトルにつながります(笑)このエンジンはドイツ工業技術の粋を集めた繊細なエンジンであったため,結局日本では生産しきれず彗星は31型以降空冷エンジンに換装,飛燕は空冷エンジンを積んで名前まで五式戦闘機と変わってしまいます.ここら辺の紆余曲折についてはいろんな書籍がでてそれなりに楽しめますがそのお話はまたの機会にでも.,結局は「V12エンジンを作る」と言うことはそれだけで特殊技能みたいでさらに維持管理となると大変のようです.
ムルシエラゴなんかはV16などと言うバケモノを積んでますが・・・

投稿者:0073_kotatsuneko、投稿時刻:17:31 | コメント [0]