February 24, 2005

●GTR用カーボンプロペラシャフト販売開始です!

せっかくイギリスにいるのだから、何か新しいものでも企画して日本に出せればなと思っていたのですが、ついにうちの会社プロデュースのすばらしい商品ができそうです。
今までは、こちらから日本へ輸出する機会はあまりなく、せいぜい英国仕様のGTRの部品などだったのですが、今度は独自企画です。

そう、カーボンプロペラシャフトを作っちゃいました。
以前はユニシアジェックス製が市場に出ていましたが、最近は手に入らなくなってしまいました。
そこで、レースチームでも定評のあるカーボンペラシャやさんに、ストリートカー用を作らないか、と提案してみたのです。

この会社は、JGTCのGTR、Z、スープラなど用のカーボンプロペラシャフトはもちろんのこと、FIA GTのフェラーリ用のカーボンプロペラシャフトやWRCのインプレッサ用のカーボンプロペラシャフトも供給している本格派。
レース関係以外では、ロケットなど宇宙関係で使う高い強度と精度が必要なカーボンシャフトやアキュミュレーター、医療現場ではMRIなどに使用する、これも高い強度と精度が必要なカーボンシャフトなどを作っているのです。

何はともあれ、ミーティングの後は工場見学。写真撮影してはいけないものも結構あったので、写真はちょっとだけ。
カーボンペラシャは、金属製のチューブにカーボンの繊維を樹脂と一緒にまきつけ、層を重ねていって作ります。最後にベースの金属製のチューブを引き抜き、必要な長さに切断し、CVジョイントなどを両端につけて、出来上がりです。書くと簡単そうに聞こえますが、このカーボンを織っていくことが時間とコストがかかるのです。

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写真:撮影時の機械は生産能力が低いものでしたが、現在は生産能力の高いものになったそう。

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写真:カーボン繊維と樹脂を織っているところの拡大。

出来上がったところで、強度試験を行い、納品となります。
作成開始から強度試験終了まで約1ヶ月かかる、手間隙のかかる一品です。
今回は、クライアントからのオーダーがありホンダS2000用のカーボンペラシャを作ってもらいました。
仕上がりも見事です。

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写真:右がカーボンペラシャ、左がノーマル。どちらもS2000用。

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写真:CVジョイント部。

性能はどうなんだ?と思う人もいるでしょう。
このS2000カーボンペラシャの性能は以下のとおりです。

長さ:0.806m
重さ:4.287kgs(CVジョイント部込み、若干の個体差あり。ノーマル約10kgs)
内径:55mm
外形:60mm
強度:182Nm/deg(若干の個体差あり)

この、カーボンペラシャのGTR用を開発します。BNR32,BCNR33,BNR34専用設計の予定。
性能はユニシアジェックス製よりも軽く、強いです!
価格はGTROCメンバーへの特別テスト販売ということで、448,000円(送料込み)です。
もし関心がある方は、僕までご連絡ください。

Posted by Shin at February 24, 2005 02:12 AM
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