May 31, 2003
●ニュル24時間レース~スタート前
まずはスタート前の風景から紹介しよう。
日本のJGTCやスーパー耐久シリーズとはかなり趣が異なる。
200チーム以上も参戦しているので、パドック裏は屋台村のよう。
ピットですら7~8チームで共有するんです。
パドック裏のメンテナンステントも、有力チームとプライベートチームではかなり設備に差があります。仲間内で楽しむことを目的に何年間も毎年毎年参戦している老舗チームもあるくらいです。
去年までと少し趣が違うのは、DTMマシンが参加し始めたこと。
BMW、オペル、アウディはほぼワークス体制といっても過言ではないです。
ファルケンGT-Rも日産、ニスモのエンジニアが来ていることは来ているのですが、基本的なチーム体制は日本国内のスーパー耐久シリーズと同じ。
サーキットの雰囲気はなんとも言いがたいすばらしい雰囲気です。モータースポーツを楽しむ雰囲気がチーム側からも、観客側からもどんどん伝わってきます。
日本のような、レースチームやマニュファクチャラーのためだけのレースという雰囲気は一切感じられません。
クルマはSHIFTの鈴木さんがつくり、レースエンジニアも鈴木さん。エンジンはニスモからZ1エンジンのプロトタイプでニュル24時間スペシャルが供給されています。
2003年仕様と2002年使用の違いはボディカウル。去年のオーバーフェンダー形状ではなく、カーボンファイバーのブリスターフェンダーとなってます。
空力性能の向上と、片側45mmずつ幅を増やし、アームも延長し、サスペンションストロークをより稼げるような仕組みになっています。
レブスピードの筑波スーパーラップでおなじみのM-SPEEDのBNR34 GT-Rと同じボディカウルです。
スターティンググリッドもお祭り騒ぎ。各チームが趣向を凝らして目立つように演出します。
なにせ200チーム以上も参戦するし、ドイツのテレビ局DSFは生中継を含めこの日はかなりの時間をニュル24時間レースの中継に費やしますし、雑誌やメディアも多数訪れるので、有力チームやその年の注目チーム以外はどんどん目立つことをしないとメディアに露出しないのです。
なので、ボディペインティングをした女性を立たせたり、リオのカーニバルかってくらいのダンスを披露したり、着ぐるみを着たり、ほんとさまざまです。
その点、日本チームはおとなしいですね。今年はファルケンチームの日本人ドライバー(木下隆之さんと田中哲也さん)以外にも、飯田章さんや谷口信輝さんもいます。本山さんはESPNのレポーターとして書くドライバーにインタビューをしたりしていました。



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